メモ:epsファイルの編集

キーワード:tgif, fragmaster

tgifでのeps画像の編集

・.eps →.obj への変換
  pstoedit -f tgif filename.eps > filename.obj  

・逆
tgif -print -eps filename.obj

・編集
tgif filename.obj

Gnuplotで作成したepsファイルをobjに変換して読み込むと,グラフの軸の数字や軸ラベルの文字が粗くなった.おそらくベクターにはなっていない. また,グレースケールで作成していたカラーマップや,そのカラーバーが真っ黒になってしまった.対処法はあると思うが,現状のメモ.)

fragmasterでEPS画像中の文字を別の文字に置換(LaTeXの文字も使用可)

元画像をpic.eps とする.
pic.epsをコピーしpic_fm.epsという名前で保存 (xxxx_fm.epsというファイル名にする必要がある) pic_fmというファイルを作成し,この中に変換のコマンドを書き込む

例えば,図中のXという文字をlatex数式の\tauに置き換えたい場合には, pic_fmに

\psfrag{X}{$\tau}

と記述.  

例えば\bmを利用する際など,\usepackageが必要な場合:

%head:
%\usepackage{bm}
%end head
\psfrag{X}[c]{$\bm{x}$}

とすれば良い.\psfragで指定している[c}は,センタリングの意味.)   headの後にコロンをつけることに注意.  

フォントサイズの調整

\psfragで置換した文字のサイズが元の文字のサイズと異なってしまうおいう現象が起きたが,   例えば,

\psfrag{X}[c]{{\LARGE $X$}}

にように,\largeや\hugeなどの類のコマンドで解決した.     

置換の実行  

実行はコマンドラインで,fragmaster  

参考ページ

3 2016年 LATEX psfrag の後始末